ボサ・ノヴァ譜面集
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音楽
今をさかのぼること2ヶ月前。お盆休みに久々にJ-50の弦張り替えをしてたら裏板が剥がれるわネックは起きてるわで崩壊寸前ということが判明し、その日のうちに入院しました。そのころは毎日一生懸命鍵盤楽器の練習をしていたのですが、アコースティックギターの無い生活というのも実に久しぶりなわけで、エレキを手に取ってみたりはしたもののなんとなくしっくりこないために、ガットギターの世界に突入いたしました。
学生時代にも松岡の安いギターを買って我流でバッハなんかを練習してたのですが、東京を離れるときに後輩に売り渡してからは触ることがありませんでした。ヤフオクを見てみると、なんだかえらい安いんですよね、名もないガットギターって。そこで7000円ほどのを落札し、昔のギターマガジンの切り抜きをを引っ張りだして、『イパネマ』とか練習始めたわけです。
で、もっと楽譜欲しいなぁと思って調べてみると、『Rittor Music ボサ・ノヴァ・スタンダード・ソング』がすごい収録数なので早速購入。手書き譜面なのですが、コードが正確なため、素人にはとても役立ちます。『想いあふれて』なんか練習してますが、速過ぎてやっぱり無理かも。。。リンク先に収録曲が載ってます。昔はとうてい押せないと諦めてたコードも意外と押せるようになってて、密かに進歩してる自分を感じられました(おおげさ)。
Rittor Music ボサ・ノヴァ・スタンダード・ソング
この本、すごいなと思うのは、『編集担当者よりひと言』のメッセージ。
それは本書『ボサ・ノヴァ・スタンダード・ソング』が同じくバークリーで生まれた採譜コレクション『anthology of brazilian song』の日本語版、しかも世界初リリースだからです! バークリー本校からも「楽譜のページは英語とか日本語とか関係ないから、ブラジル音楽入門クラスの教科書として採用したい!」という要望がありますが、残念。コピーライトの都合上、海外へは販売できないのです。
http://www.rittor-music.co.jp/hp/score/common_data/06417110.html
とにかくこの手の本は売ってるときが買い時、手に入るうちに買っておくべし!だと思います。
なお、ボサノヴァギター練習入門としては、『Rittor Music ボサ・ノヴァ・ギターが弾ける本』が最強ではないかと思います。この本の8章目くらいまで付属CDに合わせて2週間程度も練習すれば、ひとまずボサノヴァっぽく弾けるようになります。コードの押さえ方表記も分かりやすいです。「こ、この指はやっぱりこうやって押さえるんだな」って納得できます。ボサノヴァのあのややこしいバッキングパターンもしつこくやってるうちに身体に染み込んできます。
なお、ボサノヴァっぽいのはやっぱり鉄弦ギターだと厳しいので、とりあえずどっかからガット弦のギターを引っ張ってきましょう。で、そんな僕がどれくらい弾けるようになったかというと、とりあえず、『イパネマ』はバッキングはなんとか・・・で、鼻歌入れるともうぐちゃぐちゃです・・・。
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