木曜日、見舞いにいく

前にも書いたかもしれないけど、スガシカオのこのアルバム。例によってエロな歌もありますが、やっぱりラストの「木曜日、見舞いにいく」に向かって、突き進んでるように思えます。

僕の父親が死んだ夜、弟と車で葬儀場と往復するときに、この曲を聴いたのを覚えてます。父が入院していたので、この曲を聴いてたんだろうな。看護婦さんから何度も電話もらったけど、月末の仕事終わらせないと会社出れなくて、遅くなってすまないことをしたと思う。

肉親が(とても親しい友人でもいいけど)入院して、治る見込みがないとしたら、やっぱり何度もお見舞いに行けないよなぁ。今の僕なら行けるかなぁ。ほんとはたくさん会って、いろんなことを語り合わなければならないのに。

この歌はこんな風に終わります。

数え切れない未来と
数えたりない思い出と
何か伝え忘れたことは
僕にはもうないけど
あと少しだけ話ができるなら
何を話すのだろう

この歌を聴いてると、やっぱり涙が出てしまう。この歌はレゲエのリズムでないと成り立たないんだろうなぁ。

4Flusher
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