EOS+マウントアダプタを使ってMFレンズでフォーカスエイド
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写真・動画用機材
ネット上でもちょくちょく話題に上っている怪しげなチップ?です。eBayで購入してみました。でも説明書がまったくなかったので、あってるのかどうかはともかく、後続の方のために記録として残しておきます。チップというほど大げさなものではなくて単にショートさせてるだけだとおもうのですけど、詳細不明。
取り付けは簡単というわけでもないのですが、大体の流れは、白プラスチックのガイドを利用すれば角度はバッチリ出ます。白いプラガイドのポッチとアダプタのポッチ受けをあわせてセロファンテープで固定して、場所決めした上、透明な部品で補強してチップを固定します。
各アダプタごとに厚みとかいろいろあると思うのですが、私のLeica-Rアダプタの場合、かなり内側に張り出した感じで取り付けました。したがって、最初はチップ単体でレンズアダプタに固定した上で、透明部品で補強すればいいと思っていたのですが、方針を変更して、チップと補強部材を固定してから、アダプタに固定することにしました。0.5mmよりももっと狭い幅だけをアダプタの内側にかかる部分として残しました(説明が難しい・・・)。
で、チップと補強部材が合体したものをアダプタに取り付けます。私のレンズアダプタの場合、ほんとに気持ちだけ内側に引っかかった状態です。でないとチップがミラーボックスに干渉してしまうので。
まずは瞬間接着剤を点状に数箇所つけて仮止めして動作確認した後、力任せに引っぺがして、点状に残った接着剤をカッターなどで除去したうえで、再度、接着剤ドバドバ完全固定がよいかと思います。瞬間接着剤はガスのようなものが出て周囲を白くさせるので(ビバリーヒルズコップで指紋を取ろうとしてましたね)、取り付けはマウントアダプタ単品で行い、完全に乾燥してから取り付けた方がよいと思います。
使ってみた感じでは、肉眼フォーカスって意外に神経質だったんだろうか?と拍子抜けしました。でも、AFセンサー部がでかすぎるという気がしないでもないですが。。。人間の目のほうがやっぱり自由度が高くていいような気もします。そんなわけで↓はズミクロンR50開放で撮ってみました。興味本位で導入してみましたが、別に不要といえば不要な気もします。
で、結局、「買い」かどうかを問われると難しいです。私は5DでフォーカシングスクリーンをMF用に交換してるからメリットをあまり感じないだけで、以前使ってた20Dなんかだと有効かもしれないです。うーん、でも、ま、あればあったで便利かな、という程度。