MacBook Pro 17(Early 2011)のディスプレイ不具合(タテ縞)修理顛末
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最終更新日:2014/07/03
Appleいろいろ MacBook Pro, 修理記録
ある日、帰宅後、いつものようにMBPを使おうと思ったところ、リッドを閉じたままのMBPが轟音をたててファンを回転させていました。スリープに入れないまま(?)、酷暑の室内で頑張っていたようです。ちょっと冷やそうと浮かせてカマセものをして置いておいたのですが、起動させてみると、ディスプレイ表示がおかしい。
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下の写真は不調確定後にハードウェアテストした際に撮影したもの。
目次
MacBook Pro 17(Early 2011)のディスプレイ表示が乱れてしまった
追記(2014/04/05)
2014/04/01、ネット閲覧中、ちょっとテレビのほうに目を向けた瞬間、視界の隅で画面が乱れたような気がして振り向くとMBPの画面が消えるところでした。GPU不具合再発です。今回は電源オン後、縦縞背景のアップルマークが出たままブートできずグレイのままという症状。
アップルのサポートに電話しましたが、相変わらずリコールとはなっていないようです。前回は残暑きびしい折りで、電子機器には厳しい環境だったかもしれませんが、今回は決してそのような状況ではなかったし。。。本日、集荷箱をもったクロネコさんが来られる予定。
なお、アップルのサポートに電話する際にはMac本体、ACアダプタ必須です(その場で言われたとおりにしないとなりません)。しかし、同日集荷は無理だとわかってるのに重たいMacを持ち歩くのはめんどくさいものです。
追記ここまで
おそらくGPU周りの問題
当初、メモリー故障を疑ったのですが、手持ちのメモリーに交換しても改善せず。やがて、Chromeを使っていると、あるタイミングでクラッシュすることに気づきました。どうやらディスクリートGPUに切り替わったタイミングでクラッシュするのではないかと疑い始めました。
リフローという選択肢もある
ネットで情報を収集してみると、数年前のGPUではハンダ剥がれのトラブルがMacに限らず、頻出のようです。ヒートガンでリフローする猛者もいらっしゃるようですが、そこまで手をつけてしまうとアップルサポートではとんでもない修理金額を提示されるという海外の書き込みも見つけ、自力および他力リフローは断念。ロジックボード自力交換もeBayでも1,000ドルは超えているようなのでこれまた断念。
ついに起動できなくなった
省エネルギー設定ではディスクリートGPUに固定はできるもののチップセット内蔵GPUへの固定は出来ないため、しばらくSafariを使ってしのいでいましたが、VMware FusionはGPUなしでは起動しないし、重い作業のためのMBPなのにとにかく不便です。
一応、gfxCardStatusを自分でmakeしてつかってみたのですが、徐々に不調度が増してきます。クラッシュ間隔も短くなっていきます。早く修理に出したいところでMBAも同時に故障してしまいサポート送り。ようやく戻ってきたMBAにデータを復旧させたのち、ついにMBPはうんともすんともいわなくなってしまいました。
アップルのサポートに電話
起動時のリンゴマーク以前に画面が乱れている旨を伝えると、ハードウェアに問題があるということで、ピックアップ修理に出すことになり、1周間ほど後、修理が終わりかえってきました。
修理費用など
修理費用は¥40,950。修理依頼時にクレジットカード番号を伝え、修理後チャージという流れです。ロジックボードを交換してもらえたので、修理屋さんに2万円ほどでリフローしてもらうことを思えばまぁ納得価格でしょうか。ただ、これは構造的な問題だと思うので、リコールにしてもらいたいところです。
なお、画面の乱れには幾つかパターンがあります。太めのストライプ、ピンストライプ、画面にチリのようなノイズが出る、文字が二重になる、など。