花も実もならないけど元気な梅の木

我が家には古い梅の木があるのですが、花も実もならない。そのくせ、暖かくなると葉っぱがわっさわっさと生い茂るという、世間の人からすると存在意義の分からない梅の木です。

本家と道を挟んだ敷地を祖父が購入し、父が家を建て、父なき今、私が引き続き住んでいるのですが、元々そこに植えてあった木だと思うので、けっこうな年寄りの梅です。花や実は自分の記憶ではまったくなし。

毎年2月にはやっぱり咲かなかった、とがっかりするのですが、そうだ、あの方に尋ねてみようって方がちょうど所要で来社されました。造園業の会長さんなのですが、「うちの梅が花も実もいっこうに成らないのだけど、どうしたらいいでしょう？」と尋ねてみました。

すると、「それはその木が元気やからやね。花も実も次の世代を残そうという危機感から生まれるんや。私らがやるのはね、木の周りを掘って、太い根を2〜3本切ってしまうんです。そうすると花が咲くんです。その梅、古いやろ？」という衝撃的内容でした。

なるほどなぁ、すでにそばの椿には毛虫が発生してそうで、あの鬱蒼としたところを掘り返すのはなぁ。。。そもそもそういう手術的なことは葉が落ちた時期とかにすべきなんじゃないだろうか、という気もするな。時期も聞いておけばよかった。

同日 追記
正しい梅の剪定の仕方！ ヒゲおやじの気まま流野菜づくり日記/ウェブリブログが非常に参考になりました。まずは剪定をしよう、しかし、ずいぶん先の冬の話です。